9月の活動

山岳部大規模連携捕獲 9月27日
 三嶺山系の高知県側は、シカ食害によって貴重な原生的自然林と稜線部のササ原が激しく痛んだ。国指定の鳥獣保護区だが、2008年度から香美市が事業主体となり、特に2011年度から白髪山・カヤハゲ・さおりが原といった核心部分での捕獲が進み、シカはかなり減少してきた。そのような中で、険しい地形のため猟師だけでは困難な「捕獲空白域」の中の重要山域を去年に引き続き実施した。(なお、この事業の契機となったのは「三嶺の森をまもるみんなの会」のシンポジウム等である)
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 実施本部から見た現場(最奥の山岳部)、下の写真は、現場の拡大写真(白髪山から撮影)

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勢子役は、三嶺の森をまもるみんなの会から30名を初め、労山、山岳会と猟犬5頭、計約90名の参加、フスベヨリ谷で待ち受ける猟友会の射手約60名、安全管理・通信を担当する自衛隊、事務局の高知県と四国森林管理局、他で200名近い参加者。結果は6頭に終わったが、目撃頭数は40頭を超える。去年、今年で、成果はともかく、異なる主体が連携協働して実施し、これまで分からなかったことがいろいろあぶりだされてきたのは「成果」と言える。 猟師の話では、「シカが目の前に来ても、撃ってよいの合図前だと、射撃できずに、何頭か、逃げて行った」とのこと、安全第一のため取り逃がしたシカも少なくない。広範囲にも関わらず、犬の数も少なすぎた、などの意見が聞かれた。


定例会 9月14日

1.秋行事(カヤハゲ・光石)について (準備、体力ない組は、さおりが原)
2.山岳部連携捕獲について (やり方と参加者)
3.その他
 (1) 香美市捕獲について(8月23日の捕獲16頭 中東山~平和丸 100頭近く目撃とのこと)
 (2) 申請について(豊、アウトドア、高新助成、生物多様性賞×、山と渓谷・山岳遺産)
 (3) その他情報交換 (石鎚山系のシカ食害、みやびの丘柵、8.4さおりが原観察会、こどもエコクラブ、他)



白髪山等から、写真撮影

 みんなの会のメンバーは、高知大グループがモニタリング調査を実施し、被害と再生状況の写真記録も行っている。
下の写真は、白髪山山頂から撮ったカヤハゲである。ここは、10月3日の秋季マット張りボランティア活動現場だ。
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中央のグレーの部分が昨年マットを張った箇所、植生が芽生えつつある。その下部の茶色の部分は土壌浸食が進んでおり、10月3日は、ここに張る予定だ。

下は、白髪山山頂から西稜線で、2010年前後にウラジロモミ、ダケカンバ群落等の樹木がササとともに食害にあい、現在は白骨木~倒木が進行中。 ただ、香美市による捕獲が進み、シカ密度が低下したことによって、ササは再生してきた。
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