10月の活動

10月23日 「のいち動物園友の会」体験活動協力
 21名のメンバーを対象に、自然観察と稚樹(ブナ、ミズメ、カエデ、モミ等)囲い体験を実施しました。
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10月19日 みやびの丘にて環境教育
 香美市の小学生30名を対象に、防鹿柵内外の違い、等、自然観察・体験をしました。
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10月15日 秋季ボランティア活動「土砂流出防止・植生再生マット張り」

 80名のボランティアの参加のもとに、三嶺に近い「カヤハゲ」でのマット張りを実施しました。
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また、体力のないボランティアは「みやびの丘」にてマット張り活動」を実施しました。
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10月10日 「狩猟ホーラム」(高知工科大学講堂)にて写真パネル展
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10月2日 連携捕獲への参加
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9月の活動

9月27日 ブナ植栽木メンテナンス
 苗木保護のためのネット囲いのメンテナンスを実施しました。

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その他、定点写真撮影(白髪山等)、モニタリング調査を実施しました。

8月の活動

8月29日 みやびの丘にて調査活動

 「みんなの会」高知大グループ(農学部)は、みやびの丘の防鹿柵内外の調査を行いました。
日当たりの良い稜線部なので、植物の成長が著しく旺盛で、2013年5月に柵を設置した時点では全く木本は見られなかった。
それが、わずか3年で、下の写真のようにリョウブを中心にノリウツギ、ダケカンバなどの樹木が1m50cm の高さまで成長している。これは、驚きであった。この柵内に約15本のブナを植えているが、ブナは初期成長が遅いため、未だ30cm程度である。なので、ブナの周りのリョウブやササなどを取り除く作業も行っています。
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                              調査活動の様子です
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8月22日 さおりが原にて調査活動

 「みんなの会」高知大グループ(理学部)は、さおりが原の防鹿柵内外の調査を行いました。
日当たりの悪い樹林内は、林床の植物の成長は遅く、今年の春設置した柵内は、未だわずかな植生しか見られない。
右側は、以前からの防鹿柵内の様子。マネキグサ等の草花が茂る。
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8月17日 ショッピングセンターにてシカ食害パネル展の解説

土佐山田ショッピングセンター「バリュー」ノア店及びかがみの店で9月11日まで写真パネル展を実施しています。
 当会への寄付付き商品販売を行ってくれていて、17日は三嶺の森のシカによる被害状況とみんなの会の活動内容について、2店舗で、解説しました。 テレビ高知と香南ケーブルが取材に来てくれていました。
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8月11日 こどもエコクラブ活動

香美市こどもエコクラブはさおりが原にて、観察と新たなこども柵を設置しました。

下の写真は、2011年に設置して、近くの大人柵から希少種のマネキグサの種を採取し、まいて育てたものです。
5年めなので、草丈も伸び、小さな可愛いピンクの花もたくさん付けています。
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観察の後、10m四方くらいの小さなこども柵2を作りました。目的はわずかに生き残っているスズタケの保護・再生です。
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間伐材の杭とネットで囲い、地面境を杭で止めます。  柵内の生き残りスズタケ約15株を育て元の植生の再生が狙い。
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2016年7月の活動

7月29日 土佐山田ショッピングセンターにて写真パネル展
 香美市のスーパー「バリューかがみの店」、及び「バリューノア店」にて写真展を開催しています(9月11日まで)。 そして、「みんなの会」に対する寄付金付き商品販売を40余日にわたり実施してくださることになりました。
それは、「つなげよう、支えよう森里川海」から ~  今年の1月末に、環境省主催の「ミニフォーラム in 物部川」が開催された。当会代表(依光)は物部川の課題と組織に関する講演。引き続き行われた四国パートナシップ大会で、高知県からはバリューの石川社長が活動報告。そこで初めて知り合い、源流の三嶺の森の再生に取り組む組織と下流の地域を大切にする企業とが「つながった」。その後、4月にシカ食害の現場を見ていただいて、「支えて」くださる事になり、今回の寄付付き商品の販売に至った。思いがけず、フォーラムの表題どおりになった。 財政難の「三嶺の森をまもるみんなの会」にとって、とてもありがたいことです。

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上:バリューかがみの店  
 下:バリューノア店
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7月2日 第9回 「公開報告会」の実施

増加したシカによって三嶺周辺のササ原や樹木が大被害を受けました。近年の捕獲の本格化とともに、稜線部などの植生の再生が見られるようになりました。しかし、三嶺の森核心部(西熊山渓谷上部)等におけるスズタケ等樹林内の林床植物が壊滅した影響は大きく、土砂流出・崩壊問題につながるなど深刻な事態が続いています。これらの被害実態と対策について、環境省、徳島県(剣山)、みんなの会等が剣山・三嶺地区で実施した調査結果及び県中央部の被害状況、香美市の捕獲状況等の情報を一般の方々を含むみんなで共有し,これからの保全活動に役立てるため、第9回目の公開報告会を、四国森林管理局にて開催しました。

《報告内容》    
報告1 国指定剣山山系鳥獣保護区におけるニホンジカ対策調査の概要
                                 環境省中国四国地方環境事務所 野生生物課
報告2 三嶺山域、植生保護柵内の再生状況    みんなの会・西日本科学技術研究所  押岡茂紀
報告3 剣山地・徳島県の被害状況  三嶺の自然を守る会 暮石 洋
 報告4 高知県中部嶺北地域のシカ食害状況      みんなの会・牧野植物園    前田綾子
 報告5 27年度の保護区におけるシカ個体数調整事業   香美市産業振興課    公文雅樹
報告6 高知県における狩猟者人口の動態と狩猟圧の空間分布  高知大学     比嘉基紀
(報告後質疑・応答)

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上:報告
 下:質疑応答
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2016年6月の活動

6月の活動・ブナの稚樹を集める~「ブナ苗バンク」作り

昨年はブナの実が実った生り年。ブナ林の下には稚樹が点々と見られる。ブナの稚樹は、2年程度でほとんどなくなる。シカが葉っぱを食べるためだ。今度、実るのは何年か後。今のうちに、集めようと梅雨の時期に3度(6月11日、18日、26日)にわたり活動を行った。
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 まず、苗を食べられないように防鹿柵を作る。ここと、もう1か所に同じような簡易な柵を作った。

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    ブナの稚樹               ペットボトルを利用して、一時的に保護している

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 集めてきた稚樹を柵内に移植するところだ      とりあえず、2か所に約150の苗を確保している

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防鹿柵内に植樹したブナの苗の手入れ(ササや灌木を除く)    3年生のブナの幼樹

2016年5月の活動

5月21日 春季ボランティア活動

さおりが原の自然再生をめざして、140名のボランティアの参加のもとに実施しました。
防鹿柵設置3か所4班、樹木ネット巻き班3、植樹班1、調査班1、計5班に分かれて実施。
下写真は、現場に向かう樹木保護ネット巻き班(全面的に林床裸地が続く)
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伐開地ギャップに防鹿柵を設置(ここは、明るいためイワヒメワラビが出てきたが、元の自然林に再生するための活動だ)
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その他の防鹿柵では、希少種マネキグサ柵の拡大をめざしたものなどもある。

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ギャップ(明るい空間)にトチの苗(近くのトチの巨樹の種から育てたもの)やブナ、ミズナラ等、約100本を植える。
シカに食べられないようにネットで覆う必要があるため、かなり手間がかかる。

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樹木の樹皮食いを防ぐために保護ネットを巻く。最近は、シカの減少とともに新たな樹皮食い被害は減少。

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高知大グループによる調査活動。ここは1年前に張った柵内。その奥の灌木群は2008年に張った柵内。溢れんばかりの緑に覆われている。



5月8日 こどもエコクラブとブナの植樹活動
30名の参加のもとに、みやびの丘「ブナの森づくり」を実施。みやびの丘のブナから採った種を育てた苗約80本を植える。

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みんなの会から、ネットへのイボ竹を差し込む方法を教えてもらう。

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散らばって植栽。

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ブナの苗を植える      支柱のイボ竹でネットを固定して完成

2016年4月の活動

4月2日 春季行事のための調査活動

西熊山渓谷上部・さおりが原からトチの木上部にかけて植生再生のためのボランティア行事を5月21日に実施しますが、そのための防鹿柵設置等の活動場所きめの踏査を役員等で行いました。
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4月9日総会及びミニ講演会
 総会は、2015年度活動報告・会計報告・監査報告、そして2016年度活動計画・予算などが承認されました。
 また、2016年~17年度の役員改選は、前期役員が継続・承認されました。その他、組織などについて意見交換しました。
 総会後、森林総研の酒井研究員による「シカと再造林」に関するミニ講演会を開催しました。(下写真)
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定例会(総会・ミニ講演会終了後)

議題
1.5月21日 さおりが原での植生再生ボランティア行事について
2.公開報告会について
 概況報告 環境省 希少種(保護柵) 香美市管理捕獲 徳島(三嶺の自然を守る会)
3.山岳遺産基金・「15年史」・「みんなの会10周年」冊子について
     4月9日 第1回 編集委員会を午前中に開催
4.その他
 ⑴ 香美市の管理捕獲について
 2月末~3月 3回実施~白髪南・北面25頭、ジル沢奥11頭  27年度計91頭


4月23日 団体の案内・谷筋の被害状況
 流域の団体をさおりが原・トチの木周辺に案内しました。谷筋から「これほどひどいとは思わなかった」との驚きの声。 その状況を写真で紹介します。
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2004年の豪雨の際に谷際がいたんだのですが、そのごのシカ食害によって土壌を抑えていたスズタケが全滅したことによって崩れが上部へと進行して、止めようがない状況に至っています。
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土壌が砂礫質でもろいこともあって、年々、目に見えてこのような谷筋の傾斜地では崩れが進行しています。
谷にたまった枯れ木も土砂とともに崩れ落ちやものです。
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下の写真の澤側の木は、今年、土砂とともに崩れたものです。
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4月26日 白髪山樹皮食い被害状況
 シカの管理捕獲の実施により、全体的には樹皮食い被害は大幅に減少したが、白髪山南面の下部はシカが好んで侵入してくるところ、結果、毎年樹皮食い被害が出る。なお、ササは再生してきたが、下の写真のように浸食されているところも見られる。
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ここは、大正期の特別経営期に植林された100年を超えるヒノキ林(ササ原に30万本植栽したが、残っているのはここだけ)だ。
     そのヒノキ(写真下左)と、その後侵入したウラジロモミ(同右)が樹皮食い被害を受けている。
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2016年3月 白髪山の状況

 3月中旬と下旬に、みやびの丘と白髪山の状況を観察。
みやびの丘から見た白髪山は、春先にもかかわらず、ササ原の緑が鮮やか。
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2,3年前までの春先はほとんどがシカ食害によって茶色(下写真参照)で、シカ道だらけであった。それが、ササの緑が蘇ったのは、2011年以降香美市によって持続的にシカ捕獲事業を実施(2011年~2015年度で約400頭捕獲)してきたからである。とくに白髪山及び周辺部での捕獲数が過半を占め、シカ生息数はピーク時の3分の1ないしは4分の1以下に減少したからである。

下写真は2011年春先の白髪山西稜線のシカ食害が最もひどいエリア。
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樹木樹皮及びササの葉はすべて食べられ、上部のササは枯死寸前。

2016年3月の同場所。上部のササは枯死したものの、下部は再生して徐々に枯死した部分も再生に向かう兆し。
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白髪山西稜線最下部の池地区。シカは大幅に減っているものの、水を飲みに来るためのシカ道が放射線的に延びている。
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樹木被害状況
 新たな樹木被害は、大幅に減少。2006~2012年に被害を受けた樹木たちが、白骨化し、ダケカンバ群落などの小径木は今や倒木段階を迎えている。
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遠くに三嶺を望む稜線部。シカが好むダケカンバ等の樹木はほとんどが枯死している。
下はウラジロモミ。大小にかかわらず、ほとんどが食害を受け枯死・白骨化。
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倒木へ
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  この地区のダケカンバ群落はほぼ壊滅、倒木段階。

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下は、みやびの丘の保護柵(2013年春設置)の内外の違い。
柵外(下部)はシカが食べないイワヒメワラビ、柵内はササがずいぶん伸びてきた。
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三嶺シカ食害点描(1) 樹木被害

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白髪山の西稜線のダケカンバ群落は2010年前後に、シカ食害によって壊滅的被害を受けた。奥に三嶺(1893m)を望む。
(上写真2015年白骨状態、下写真2011年)
ネット巻き活動を行うも、巻く木がないほど、ダケカンバは白樺の仲間。美しい樹で、やさしい彩の群落風景を形成する。
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ダケカンバとは対照的な常緑樹・ウラジロモミは、100年生以上の大木も多く、男性的な風貌を呈する。
ウラジロモミは各所で大きな被害を受けた。稜線に近い登山道沿いのものは被害が特にひどく、大木も多く枯死した。
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下は、ネットを巻いた木と根株が食害を受けていたため巻かなかった木の違い。
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食害を受けた大木は、現在白骨木となって立っているが、若い群落は倒木段階にある。

ウラジロモミの若い群落。壊滅・倒木へ。
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小鳥たちにエサとなる赤い実をたくさんつけ、紅葉の美しいナナカマドも多く被害を受けた。
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リョウブもシカの被害を最も受けやすい樹種だが、意外と自ら傷をいやし再生力が高い木でもある。

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秋の山を彩るコハウチワカエデも、被害を受けやすく、壊滅・倒木のところも見られる。(上は、被害を受けたばかりのところ、下は群落全体が被害を受け、倒木段階に向かうところ)

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下は、ナナカマドやカエデ、ダケカンバなどからなる林だが、半分くらい被害を受け、倒木も見られる。
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樹木被害は三嶺・白髪山・中東周辺で、数万本に達した。
 近年(2011年頃)から、香美市による保護区の「管理捕獲」によって、白髪山周辺で約450頭のシカの捕獲が行われ、結果、2013年頃からシカの食害は減少に転じた。捕獲がなかったら、特に、ウラジロモミ、ダケカンバ群落の大半は壊滅し、リョウブ、コハウチワカエデ、ナナカマド、アサガラなども大きな被害を受け続けたことであろう。


2016年冬季活動

3月7日 「みんなの会」定例会

1.来年度活動について
 ①春季活動 場所と活動日程 現地検討日~4月2日(土)、雨天予備日4月3日(日)
          さおりが原にて防鹿柵設置等、植生再生活動~5月21日(土)、雨天予備日22日(日)
 ②総会日程とミニ講演~4月9日(土) 香美市立中央公民館 ミニ講演調整中
 ③公開報告会、(夏・秋行事? 調整中)
2.山岳遺産基金・「15年史」・「みんなの会10周年」冊子に関連して
 冊子関連活動予定~「編集委員会」の立ち上げ
  ①山・地域別、時系列写真の整理 (不嗜好遷移を含む)
  ②防鹿柵の検証(グリーンシーズン)
   ササ地・旧ササ地、樹林内 (希少種及び木本等出現種と成長)
  ③土砂流出・崩壊地状況写真・マップづくり
3.その他
 ① 香美市の管理捕獲について
② 剣山地域ニホンジカ被害対策協議会について(3月4日)
③写真パネル展(1月6日~20日香美市役所、2月27日「物部川シンポ」高知工科大)



2月27日 「日本山岳遺産サミット」(山と渓谷社)にて、授与式と三嶺のプレゼン。

 三嶺が「山岳遺産」に認定され、助成金を受けることとなり、来年度に「シカ食害の変遷とみんなの会活動」に関する冊子をまとめることになりました。




2月7日 白髪山池地区へ

 標高1,200m付近で、雪が融けた白髪山の山麓・池地区の様子を見に行く。 
 シカは4頭目撃。他に、警戒鳴き声も聞こえた。
 
 2011年から捕獲が本格化したおかげで、2013年を境に日当たりの良いササ原は、冬でも緑を保つようになった。
下写真で、稜線の右下部分の白っぽいところは2010年頃にシカ食害でササが枯れて、シカに強い他の植物に変わったところだ。
ササ原内に立っている「白い棒」は、シカ食害によって枯れたウラジロモミの白骨化したもの。白髪山での樹木被害は2008年~2011年頃にひどい被害を受けたが、シカの生息数の減少とともに被害木数は減少してきた。
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だが、ここはシカにとって、最も魅力的な所。減ったとはいえ、この冬に樹木が被害を受けた傷跡やシカのたまり場の痕跡が残されていた。
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2016年1月23日 第9回シンポジウム

 「みんなの会」発足後、毎年実施しているシンポジウムも9回目を数える。発表内容は「資料集」にまとめ、定点写真解説から、高知大グループによる被害跡地のマット張りの効果、保護区での香美市による捕獲状況等、貴重な記録となって蓄積されている。
 各段階ごとに共通認識を深めるとともに、今後の対策の有り様も検討できるところに意義がある。

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2016年1月6日~20日 写真パネル展

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香美市役所1階ロビーにて「写真パネル展」を開催しました(1月6日~1月20日)。
写真パネル展は、2月27日の「物部川シンポ」会場(高知工科大)でも開催します。
 被害状況の展示は、知らない人々にとってはインパクトがあります。
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